アメリカクレジット産業の歴史

アメリカクレジット産業の歴史
ルイス マンデル (著), 根本 忠明 (翻訳), 荒川 隆 (翻訳)


クレジットカードはいつ、どこで、どのような理由で生まれたか。ダイナースクラブをはじめとするアメリカのクレジット産業が、さまざまな問題と立ち向かいながら今日にまで至った歴史を描く。


感想 ★★★★★ 世の中にない事業を試みる人にとっては格好の題材


クレジット産業の歴史を解説する文献が日本語では少ないので非常に助かった一冊だ。約50年前に登場した不便を改善するサービスとしてのクレジットカードの概念。ハウスカードという販促カードではなく、全世界で流通するプラスチックマネーとなるまでの歴史をひもといてくれる。この歴史は今のネット上でのビジネスにおいても多いに参考になることであろう。時代性、法的問題、業界の風習、それらを超えて「カード文化」が浸透するまでの道のりがしるされているからだ。


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